はい、みなさんこんにちは!元気でしょうか?はーい(`ω´)今日はですね、リクエストにまた答えていきたいと思います。で、今日はかなり難しい専門的な言葉をよく使いますので、私のトランスクリプションとか下のサブタイトルを見ながら見てください。もし分からなかったらね。はい、まず質問を読みます。
はるか先生いつも面白いポッドキャストを更新してくれてありがとうございます。いや、こちらこそ。今回も素晴らしいですね。色々勉強になりました。最近日本円の円相場が結構下がって来ていますよね。これについてお話しいただければと思います。日本円の値下がりは普通の国民の日常生活にどんな影響を与えましたかとか、日本に住んでいる方々がこれについてどう思いますかとか、日本政府が今までどんな対策を講じましたかとかのが聞きたいと思います。龍一。龍一?龍一??龍一???日本の方?中華系の方?ま、いいや。龍一さん。読み方あってんのかな?ありがとうございます。今回はこのね、日本円の値下がり、円安と呼ばれるものです。円安がかなり問題になっておりますけれど、みなさんニュース見ましたか?まぁね、今回は円安の話をしていくんですけど、私は全然専門家ではないので、もしかしたら間違ってるかもしれないですけど、私がいろいろニュースとかを見て、えーと、調べたことを、今日はご説明します。はい。今日はね、結構難しいですね、円安。今、円の価値が下がってて、円安という状況になってるんですよね、うん。どのぐらいかというと、今まで、1ドル、アメリカドルと比較するんですけど、1ドルだいたい100円から110円ぐらいだったんですよね。今までは、平均的に。でも、今100・・・違う違う違う。1ドル130円まで上がってるんですよ。え!?つって。マジで?130円?って感じなんだよね。本当に今まで・・・前代未聞。見たことない数字ですね。
で、なんでこんな風になってしまったかと言うと、色々な原因があるんですけれども、一番の原因は、金利です、金利。金利っていうのは、お金を貸す時、あとは銀行にね、お金を預ける時に付く利子や利息の金額のことになります。金利と言いますね。例えば、お金を誰かから借りた時、誰かというか会社から借りた時とかで、えっと、お金を借りた分を返すんじゃなくてプラスで例えば、1万円とか2万円とか付けますよね。その借りた分の何%をプラスで返さなきゃいけないんですよね。これを利子と言います。で、えーと、銀行にお金を貯金しますよね。預けますよね。その時に、年に何回かプラス何円って入ってきますよね。銀行から。それは、利息と言うんですよ。これを何%かって決めてるのが金利というレベル、お金のレベル?レベルっていうか、%ですね。この金利っていうのは国によって違うんですよ。国によって違います。で、この金利が関係してるんですよね。で、何が問題かというと、今アメリカの金利っていうのは、めちゃくちゃ上がってるんですよ。めちゃくちゃ上がってる、インフレだよね、アメリカって。金利が何パーとか上がってるんですよね。それに対して、日本の金利が下がってるんですよ。そうすると、この金利差というのが生まれて、この金利差が生まれるとどういうことになるかと言うと、お金がありますけど、アメリカとか他の国、金利の率、金利の率が高い国の方がお金を預けたらその分もらえるお金も高いですよね。だから、じゃあ、日本円を持ってても、金利が低くてお金が増えることがないんだったら、意味ないから、じゃ、もうアメリカのドルに換えて、ドルで持とう。そ ういう考えになってしまうんですよ。だから、一気に円の価値がぐっと下がって、ドル、他の国の(お金の)価値が上がって、今こういう状況、円安の状況になってるんですよね。そう!
で、まあ、なんでこういう風に・・・「じゃ、金利上げろよ」って思いますよね。「日本政府、金利上げとけよ!」と思うんですけど、そう簡単に金利っていうのはあげられないです。っていうのも、日本はこの何十年っていうのを、金利を下げるという政策をずっと取ってたんですよね。その名前が金融緩和っていう名前なんですけど、金融緩和政策って言われるんですけど、その政策の中でも、なんだっけ?“ゼロ金利政策”とか“マイナス金利政策”って言われる政策があって。もう金利をほぼゼロ、もはやマイナスにするぐらいのレベルの下げ率にしてたんですよね、今まで。なんでそういうことをしてたかって言うと、日本はずっと長い間デフレだったんですよ。デフレーションだったんですよね。で、景気が悪いから、金利を下げることによってお金が借りやすくなる。お金を借りるときにかかるお金っていうのが下がるんですよね。金利が下がると。だから、まあ、会社作りたいけどお金がなくてできないって人がもっと会社を作れるようになるとか、子どもを育てたいけどお金ないっていう人がお金を借りやすくなるようにとか、そういうことをやってたんですね。金融緩和をずっと図ってたんですよね。前に億ションの話しましたよね。マンションの話。日本のっていうか、東京のマンションがめちゃくちゃ価格上がってるって話。あれも。金利政策に関わってるんですよ、実は。日本の金利が安いから、住宅ローンを組みやすいですよね。ローンを組んでも、プラスで払うお金が少ないため、みんなガンガンローンを組んで、どんどんマンションを買って、どんどんマンション建つみたいな。そういう状況なんですよ。ね。で、そんな長い間ね、金融緩和政策をしていたために、急に金融引き締め、その金利の値段を上げるっていうことはできないですよね。もうみんなそんなことしたら、びっくりしちゃって大変なことになっちゃうから。なので。簡単には金利を上げられない。でも、アメリカはどんどん上がっていく。っていう状況になってるので、どんどんどんどん円安が進んでいくんですよ。
で、普通の国民の日常に、どんな影響があるかという話なんですけれども、えっと、円安っていうのは別に悪い話じゃないんですよ、本当は。本当はっていうか、まあ、良い円安と悪い円安っていうのがあって、なぜなら、メリットとデメリットがあるんですね、円安には。まずメリットっていうのは、輸出、日本から輸出するものっていうのが輸出しやすくなる。なぜなら、日本の円が安いから海外はみんな「今買い時だー!」って言って、みんな円を買う・・・円っていうか日本のものを買うじゃん、安いから。だから、輸出がしやすくなる。あとは。海外から日本に旅行に来た人達が日本でお金を使いやすくなる。安いからね。そういう状況。でも、今のところ、この2つのメリットは全く感じられてないですね。まあ、一つは多分分かると思いますけど、みんな日本に入れない。今観光客を入れてないから。あと、もう一つは、輸出品はもちろん日本たくさんある。車とかね、特に。でも、最近って日本で作って日本で売るんじゃなくて、中国とかもっと違う場所で工場を作って、その場所で売ってるからあんまり・・・なんて言うの?輸出に対する利益っていうのが、そんなに高くないですよね、今。円安だからといって。あまり影響がないんですよ。だから、メリットがほぼない。
反対に、デメリットっていうのは、もちろんあって。デメリットは、反対に輸入品が高くなる。輸入品が高くなるとどうなるかと言うと、もちろん商品、輸入商品も上がるのもそうなんですけれども、材料、例えば、とうもろこしとかじゃがいもとか、なんかいろんなものを輸入してるんですけど、その材料が高くなると、レストランも高くなるし、ホテルも高くなるし、まあスーパーのものも高くなってしまうんですよね。だから、結果的にものの値段が上がってしまうので、みなさん苦しい生活になってしまうということなんですよ。で、もう1つのデメリットっていうのは、日本が日本人が海外に行く時に、すごく高く感じててしまうので、海外旅行に行きにくいというのもデメリットの一つになります。で、この値段が上がっている状況はすごく感じていますね。スーパーに行ったりすると、「あれ?こんなに高かったっけ」とか。例えば、ヨガとか、私ヨガ行ってるですけど、ヨガも値上がりしたんですよね。なんか、いろんな多分、材料費とかエネルギー代とか上がってて、値上がりしたっぽくて。まあ、正直、今その円安が原因なのか、それともコロナが原因なのか、それとも今のロシア・ウクライナ問題が原因なのか、っていうのは分かんないですけど、いろんな原因があるっていうのは事実ですね。でも、材料費が上がってるから、じゃあ、物の値段を上げればいいじゃん、商品の値段をあげればいいじゃんって思うんですけど、そしたら、みんな買えないんですよね。だから、商品の値段も簡単にあげられないんですよ。でも、会社側はコストが掛かってしまう。材料費が高いから。コストがどんどん上がって、商品の値段はそんなにあげなかったら会社が潰れちゃうんですよね。だから、今最悪の円安って言われてるんですよね。会社も苦しい、みんなも苦しい。会社が苦しければ、賃金も上がらない。賃金が上がらなかったら、みんなものを買えないっていう最悪な状況になり始めてるということですね。
で、日本政府が今までどんな対策を講じましたか?っていう話なんですけど。うーん、正直言うと、マジで何もないです。今のところマジで何もない。まあ、金利を引き上げるっていうのは難しいから、今考えられているのは、為替介入って言われるものですね。どういうものかというと、政府が積極的に円を大量に買って、無理やり円の値段を上げるということですね。円を政府が大量に買う。これ為替介入って言うんですけど。為替介入を行ったのは、最後に行ったのが、11年前の震災の後らしいですよ。震災の後に政府が介入して、為替介入を行ったらしいです。そこからしてない。まあ、するもんじゃないからね、普通は。まあ、ただ、その為替介入も今できない状況らしい。詳しくは私分かんないけど。為替介入ができない。じゃあ、他に何をするかって言って、今議論されてますけど、全く何も対策は講じられてないんですよね。もちろん日本に住んでる人たちはかなり困ってますし、どうすればいいんだろうっていう風に、みんな思ってると思いますよ。
みなさんの国はどうでしょうか?なんか、どの国も景気が悪い、経済不安定とかありますよね、ありますよね。もう、どこにも大変だと思うんですよね。でも、日本ってマジで、今やばいと思うんですよね、私。円安もやばいし。これは始まりな気がしてて。で、少子高齢化もやばいから、なんか対策しようがないですよね。いろんなことについて。どうすればいいの?っていう状況ですよね。みなさんの国では日本についてどのような報道をされてますか?ニュースとかまあいろいろなところで、どんなニュースが流れていますか?そして、この件についてどう思いますか?この先のことは、私は分かりません!専門家じゃないので。本当この先どうなるかよく分からないんだけど、まあ政府がどうするかだね。結局はそこだと思います。ということで、みなさん円が安いので、ネットとかでもいいので日本の物を買ったりしてください。日本のもの今安いよ。円で買えるものを全部安いよってことで、たくさん買い物して、少しでもねち、ょっと日本にお金をお願いします。じゃ、今回はこんな感じで円安のお話でした。
今日話した話、またトランスクリプトを作りますので私のウェブサイトをチェックしてみてください。今日かなり話すスピードも速かったし、専門的用語が多かったので、必ずスクリプトをチェックしてみてくださいね。あとTwitter、Instagram、こちらのフォローもお願いいたします。あと、私のシャドイングコースがスタートしました。詳しくは、前にYouTubeの動画でシャドーイングコースについての動画をアップしているので、ぜひYouTubeの動画をチェックしてみてください。えっとー、1ヶ月、5000円のサブスクリプションになります。円です!今、円安です!みなさんチャンスですよ!たくさんのね、ご参加お待ちしております。あと、何だろうね?Patreon、こちらのメンバーも募集しております。以上かな?こんな感じで。あとね、YouTubeの動画に『蜘蛛の糸』芥川龍之介の『蜘蛛の糸』っていう日本の短い物語なんですけれども、それのAudio Bookを載せてありますのでぜひ聞いてみてください。短いですのでね。私、『蜘蛛の糸』の話結構好きで。ちょっと、ちょっとネタバレになるけど、最後のシーンで、お釈迦様が天国からその様子を見て、「はぁ」ってちょっと悲しい顔をして、またぶらぶら歩き始めるっていう・・・何て言うの?お釈迦様にとっては、暇潰しというか、そんな大したことじゃないけど、主人公にとっては大したことであるので、なんかその差がね、私にとっては結構面白いなと思ってました。まだ見てない方はぜひ見てくださいね。じゃあ、今日はこんな感じで、また次回!さよなら!
<今日の言葉>
専門的な(せんもんてきな):Professional
相場(そうば):Market price
値下がり(ねさがり):Price drop
国民(こくみん):citizen
影響(えいきょう):Impact
対策(たいさく):measures
比較する(ひかくする):to compare
平均的に(ひかくてきに):On average
金利(きんり):interest rate
利子(りし):interest(お金を借りる時)
利息(りそく):interest(銀行から入るとき)
差(さ):difference
率(りつ):rate
政策(せいさく):policy
金融緩和(きんゆうかんわ):monetary easing
住宅ローン(じゅうたくろーん):Housing loan
利益(りえき):Profit
賃金(ちんぎん):wage
為替介入(かわせかいにゅう):Foreign exchange intervention
積極的に(せっきょくてきに):actively
少子高齢化(しょうしこうれいか):Declining birthrate and aging population
↓オンラインコミュニティ、ボーナスコンテンツはこちら
Join my online community!
Get exclusive content!
↓コーヒー買ってくれる方はこちら☕️
とっても喜びます。
【JPBOX✏️】言葉の勉強をしましょう!(中国語)
Question Box
テーマのリクエスト待ってます
Japanese Lesson
Podcast
Youtube
Apple Podcast
Spotify
Private account
Learn advances Japanese
Comments